今年は例年にない猛暑で、さらに事情もあって、7月から8月にかけてほとんどフィールドへ出る機会がなかった。9月もまだ猛暑が続くなか少しずつフィールドに出てみたが、手賀沼周辺では、相変わらず鳥の姿は少なめであった。
その中で、月初には昨年と同じくビオトープ周辺でゴイサギやササゴイが羽を休めている姿を確認できたのは嬉しい発見であった。


また、葦原では今年生まれたと思われるツバメたちが盛んに飛び交い、にぎやかな光景を見せてくれた。しかし中旬を過ぎると、その姿もほとんど見られなくなり、南へと旅立っていったようである。季節の移ろいを感じさせる一幕であった。




月の下旬には、ようやく猛暑も峠を越え、過ごしやすい気候に変わってきた。10月以降は渡り鳥をはじめ、より多くの野鳥たちの姿が手賀沼で見られることを期待するとともに遠征もしてみたい。


鳥の姿が少ないので昆虫の写真を撮る機会が増えていた。

